今ではわりと入手しずらくなっている映画『ジャッカルの日』DVDを入手。
古い映画のためか、DVDの画質はいいとは思えませんが、忘れがたい映画です。
この映画は古いので、今の映画に比べるとちょっとした特殊効果には硬さがあるけど、映画としての構成のよさや映像や構図・色使いの美しさは今でも優秀な部類に入ると思います。
今日のような情報社会では通用しないようなスパイの手口も見られますが、その辺も楽しさのひとつです。
音楽の使用が少ないのも意外な特徴です。
全体的にルパン三世を実写で見ているような感じがする面白さですが、何よりも、よいものとはこうであるという主体的な表現を感じます。
ところでジャッカルが飛行機で降り立つはじめのカット、乗っていた飛行機はどうやらロッキードのL-1049コンステレーションのようですね。
私はこの機体が好きです。