2007年11月14日水曜日

filein

HALLUCINOを見ていたら誰でも気づくことですが、複葉機を作るMAXスクリプトscriptPlaneがニュースにあがっていました。
このスクリプトはパラメータも無く、このひとつの形で飛行機のモデルを作るだけの単機能というさっぱり具合は潔いものですが、このようにMAXScriptではジオメトリやビットマップを作成することも可能です。
scriptPlaneはジオメトリを実際に作成するための18個のスクリプトを1つのスクリプトにFileinにてまとめています。
fileinは外部のスクリプトファイルを指定行に挿入するためのMAXScriptのコマンドで、あたかもそこに続いてかかれているかのように扱うことができ、大きなスクリプトのメンテナンス性をよくしたり、いつも使う関数を埋め込むなどの使い方が考えられます。
実際に使い方は
filein .ms
となり、たとえば
filein "C:\\myFunctions.ms"
などです。
外部ファイルや外部プログラムを便利に使う方法としてはShellLaunchがあります。
ShellLaunch <filename_string
> <parameters_string>
であり、たとえば
ShellLaunch "C:\\doc.html" ""
ではHTMLに関連付けられたプログラムでdoc.htmlを開きます。同様にしてテキストなども開けます。
便利な使い方としてはエクスプローラを使う方法で、たとえばあるファイルがあるディレクトリを開きます。
ShellLaunch "C:\\" "%SystemRoot%\\explorer.exe"
ShellLaunch以外ではDOSCommand()もありますが、やや専門的です。


制作・©:のぼる/N.Lab