2007年11月3日土曜日

ALWAYS

メイキングを先に見てしまってなかなかみないでいたDVD「ALWAYS三丁目の夕日」を午前中にみて、午後に続編を劇場に見に行きました。
ギャグも適当に入っててみやすく、人間関係も豊富なところが作品を盛り立てていると思います。医者がいいよな。
会場の入りもかなりよいほうじゃないでしょうか。みんな笑ってたし。中には300席で30人くらいしか来てない作品というのも近年ではけっこうあります。
もちろん邦画にもさまざまなジャンルがあるんですけ、この10年くらい邦画はゆるいギャグをよくうってくるなぁと感じていました。
私はそういうのはのんびりしててけっこう好きですけどね。
漫画を映画化しているのが目立つせいもありそうですけどね。
私が子供のころは邦画の世界は鉄砲が好きな気がしたんですよ。
なんかお祭りなんだから鉄砲出そうよ、といったのりなのか、文化祭のような感じでとにかく使ってたなぁ。
日本では基本的に生活の中に銃が無いから興味あるんでしょうねきっと。
この10年では邦画の性格もだいぶ変わったなぁと思います。
市場の変化や出資者が求めるイメージの変化もあるでしょう。
日本のアニメはジャンルにこだわらないと話していた方がいるのですが、確かにそうだと思います。
アニメが子供向けだからこうだ、というような考えが無く、とても自由にテーマを持ち出していると思います。
緻密で知的なストーリーや綿密な設定が面白く人気がある漫画作品を映画化しようとする場合、たいていそういう作品はストーリーを端折った形になりがちで、ファンも原作のセンスに思い入れがあるため、好評を得るのがかなり難しいように見えます。
ルパン三世は原作とアニメではかなり異なったセンスを感じるはずですが、あのように設定のみをうまく使った作品はうまくいくような気がします。そして何度も使えるような性質のものを選んだのもうまいところじゃないでしょうか。

制作・©:のぼる/N.Lab