2007年10月6日土曜日

mentalRayやってみました

先日買ったmentalRayの本をみながらmentalRayを触ってみました。
この本には本の中に解説されているシーンファイルが付属しているのですぐに試すことが出来きます。
しかし残念ながらmax9ファイルなので、仕方が無く30日トライアル版を入手して試してみました。
3Dソフトはあたりまえのように下位互換が無いので困りますね。
屋外はいわゆるスカイライトで比較的簡単に処理できますが、屋内のシーンの処理の難しさ(想像を大きく越えた処理時間の長さも含めて)は実際にやってない人にはなかなか理解してもらえません。
とくにキャラクターをより集中的に扱ってきた人の中には背景もキャラクターと同じ方法でライティングできると思っていることもあります。しかし実際には同じ方法でライティングしてもほとんどうまいかないものです。
この本では屋内シーンで発生する複雑な間接光の難しさについてはっきりと述べられており、屋外との違いの大きさを正確に把握しているので信頼感を持ちました。
GIでは露出コントロールなんかがけっこう重要で、明るさに関してはGIのみでは解決できない箇所もはっきりと存在するというのは理解を深めるために有用な指摘ですね。
このような集約した結果を明言することにこそ指導書の意義があると思います。

むむ・・・mantalRayけっこうGIでも速いんじゃないでしょうか。特にドラフト設定での速さがすごいです。
ドラフトでもほとんどわかりますし、更に高品位設定で追い込む形にすればやりやすそう。

制作・©:のぼる/N.Lab