2010年2月19日金曜日

映画AVATARのよさは「解決されるイベント」

映画AVATARは面白かったですが、なぜ面白いと思えたのかを考えてみると、それは伏線を生かした、という映画においては最も基本的でありながらも最大に効果のある要素を組み入れたことにあると思いました。
それで、何が?と思う人もいるかもしれないんですが、それはそのとおりなんですが、何が?と思えるほど簡単すぎの伏線をいくつかタイミングよく入れて、しかも解決している、というのがイイのだと思います。
普通、伏線というととても高尚で複雑なロジックを思い浮かべると思うんですが、実はそうとばかりではなく、このような観客との基本的なやりとり抑える効果の高さを感じました。

ほんと簡単すぎるけど解決されるイベントはどんなにたいしたこと無くても解決されないよりはずっとマシ。なぜなら伏線は解決されなければ伏線になれない、というものだから!

制作・©:のぼる/N.Lab