2007年10月3日水曜日

鏡面反射+拡散反射

↑レンダー。ライト数が激減した上にサンプリングが偏り過ぎててうまくない。

↑内容的にはこんな仕組み。(水色:入射光、赤:拡散反射光、緑:鏡面反射光)

本日は入射光を鏡面反射と拡散反射に分けるというまっとうなやり方を試してみたいと思いました。
入射光の反射の仕方は2通り。
つるつるな鏡面の場合はすべてが入射角と同じ角度で反射する「鏡面反射」
ざらざらした面では一部は鏡面反射として入射角と同じ角度で反射、のこりは反射面の周りに半球状にちらばる「拡散反射」
それで、鏡面反射は狭いホットスポットに広いフォールオフを持つスポットライト、拡散反射は180まで完全に開いたスポットライトで
表現してみようと思いました。
結果はまたもやあまりいいものではありませんが、モデルとしてはそんなに外れてないのではないかと思います。
この場合は鏡面反射のみのレイを追跡しているので、ライトの数が少なくなってしまい、まだ柔らかでないですね。
これは拡散反射部分も含めてサンプルし、良質な角度を取り出し、それを反射計算に生かしていく方法じゃないと単純すぎてしまうのではないかと思いました。

制作・©:のぼる/N.Lab